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VENUUMとは?
VENUUM(ヴェノム)は、2018年にスペインで創設されたカスタムカー・デザインブランドであり、2022年にはドバイに新拠点を開設するなど、グローバルに活動を広げている。ブランド名は“VENOM(毒)”と“VOLUME(ボリューム)”を組み合わせた造語で、あの『スパイダーマン』シリーズの“ヴェノム”のような強烈で攻撃的な印象を持たせる意味が込められている。
G63 MASTODONとは?
VENUUMが手がける代表的なプロジェクトのひとつが、Mercedes-AMG G63(W463A)をベースにした「MASTODON(マストドン)」だ。
その名の通り、古代の巨獣のような威圧感と圧倒的な存在感を放つ。
エクステリアの特徴
- フロントバンパー:カーボン製ハニカム形状+大型スキッドプレートで武骨な印象。
- フロントグリル:中央に「VENUUM」ロゴが入ったブラックアウト仕様。
- ボンネット:エアスクープ付きで膨張した立体造形。
- オーバーフェンダー:片側約10cm以上の極太仕様。
- サイドスカート:LEDラインとカーボンを組み合わせたディテール。
- ホイール:専用デザインの24インチホイール、ブラック×シルバー。
- リアディフューザー:迫力ある造形で下部を引き締める。
- ルーフスポイラー:LED内蔵の大型リアウイングを装備。
- ヘッドライト:完全新規造形の角形ヘッドライトを採用。純正の丸目とは異なり、未来感と精悍さを際立たせている。
ほぼすべての外装がVENUUM製のオリジナルフルボディキットで構成されている。
インテリアについて
Instagram上では内装の全貌は明かされていないが、黒をベースに赤ステッチが入ったスポーツシートや、ヘッドレストに刺繍されたブランドロゴが確認できる。
ステアリングやダッシュパネルにはカーボン調の装飾が施されており、随所に高級感が漂う。星空LEDやアンビエントライトの存在は未確認で、今後の投稿に注目したい。
価格・入手情報
価格については公式な発表がなく非公開。ただしベースのG63が2500万円前後であることを考えると、MASTODON仕様は少なくとも3500万円〜5000万円以上と見られる。
2025年7月時点で日本での正規導入や販売実績は確認できておらず、主に中東・ヨーロッパ圏で流通している可能性が高い。
まとめ:VENUUM G63 MASTODONは“動く彫刻”だ
カーボンとLEDで全身を武装したこの車両は、単なるオフローダーではなく「威圧感と美の共存」を体現した究極の魔改造Gクラスと言える。
今後もVENUUMの動向を追いかけながら、他のモデルにも注目していきたい。
Photo credit: Instagram / @venuum_black
🔗 参考Instagram投稿(画像・リール)
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