次期フェラーリSF90:最新スパイショットから読み解く進化の行方

Ferrari

現在わかっている次期SF90の情報まとめ

2025年現在、次期フェラーリSF90とみられるプロトタイプが複数スパイショットされており、そのデザインや装備から新たな進化の兆しが読み取れます。

  • リアデザイン
    • リアテールライトは現行SF90と異なり、SF90XXで採用された“左右一体型”のLEDテール形状に近い意匠が確認できます。
    • SF90XXと同様に、マフラーの間にはエアスリットのような開口部が見られ、これはリアセクションの空力や冷却強化のための改良と考えられます。
    • サイドインテークの形状はSF90よりも下側に移動しているようにも見えます。
  • マフラー形状
    • 現行SF90同様にセンター付近から2本出しのレイアウトが維持されているように見え、4本出しなどへの変更はない模様です。
  • フロント部の偽装
    • フロントまわりは非常に厳重にカモフラージュされており、ほとんど全容が掴めません。おそらくヘッドライトの形状は大きく変更か?
  • 全体の雰囲気
    • SF90XXをベースにした開発車両のようにも見えるが、リアデザインがすでに量産仕様に近いこと、フロントの偽装が強いことなどから、SF90XXのデザイン要素を引き継いだ“次期新型SF90”と見るのが自然です。

フェラーリのスペチアーレモデルの系譜と進化傾向

モデル馬力0-100km/h車重(乾燥)
F12 Berlinetta740ps3.1秒約1,525kg
F12tdf(スペチアーレ)780ps2.9秒約1,415kg
812 Superfast800ps2.9秒約1,525kg
812 Competizione830ps2.8秒約1,487kg
12Cilindri(新型)830ps約2.9秒約1,560kg?

フェラーリはこれまで、主力モデルに対して高性能バージョン(スペチアーレ)を設定し、その後継モデルへと技術的進化を反映させる流れを続けています。

SF90は今までのV8、V12系列とは違うPHEVモデルなのでこの流れ通りになるかはまだわかりませんが少なくとも馬力はSF90XXと同列かそれ以上になるのではないでしょうか


SF90XXとの関係から見る次期モデルの予測スペック

モデル馬力 (hp)0-100km/h特徴
SF90 Stradale1000hp2.5秒前後フェラーリ初のPHEVハイパーカー
SF90XX1030hp約2.3秒ダウンフォース増強、軽量化、専用空力
次期SF90(予想)1050hp以上?2.2秒以下?ハイブリッド刷新? 軽量素材の進化?

XXで用いられたエアロ技術や空力ボディ、冷却性能の最適化などは次期モデルにも引き継がれる可能性が高く、さらなるパワーアップと軽量化が期待されます。

また、バッテリー技術の進化が盛り込まれれば、EVモードでの航続距離向上や駆動制御のリニア化も進むでしょう。


まとめ

次期SF90は、現行SF90とそのスペチアーレ版であるSF90XXの間に位置するような存在ではなく、SF90XXの性能・設計思想をベースに全面刷新された新世代フェラーリとして登場する可能性が高いです。

まだまだ偽装が濃いため大きく違うデザインになる可能性もありますが、SF90は最近のフェラーリの中でも特に優れたデザインを持つ車両だと思いますので個人的にも次期モデルのデザインがどうなるのか楽しみです。

正式発表が待たれるなか、今後のスパイショットやフェラーリからのティザー情報にも注目が集まります。

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